2024.2.2
しっかり手入れをして丈夫なみかんの木を育てましょう!年数別の剪定方法と注意点は?
みかんの木は、自宅でも気軽に育てられます。
しかし、健康な気を育てるためには日頃のケアが欠かせません。
みかんの木は、年数に合わせた剪定が必要です。
心を込めて植えたみかんの木、健康に育てたいですよね。
今回は、みかんの木を手入れする際のポイントを解説します。
□年数別!みかんの木の剪定方法
みかんの木の剪定は、年数に応じて異なる方法が求められます。
以下で年数ごとの剪定方法とその効果を紹介します。
1:1年目
苗を植えた最初の年は、地面から約40cmの高さで切り戻します。
初期の切り戻しは、樹形を広げ、実の付きやすい構造を作る基礎となります。
切った部分から新しい枝が出て枝分かれし、結果として低い位置に実を付けやすくなりますよ。
2:2年目
1年目に伸びた枝の中から、骨格となる主枝を選びます。
育ちの良い枝を数本選び、残りは切り取りましょう。
主枝として選んだ枝は、先端から3分の1くらいのところを切り戻し、さらなる樹形の広がりを促します。
3:3年目
2年目に伸びた亜主枝の中から、さらに選定を行います。
地面に平行な枝を選ぶことで、木の樹勢が抑えられ、実付きが良くなりますよ。
上に向かって伸びる枝は切り取り、樹形のバランスを整えましょう。
4:4年目
樹形がほぼ完成した4年目以降は、不要な枝を間引きながら、みかんが実るための剪定を行います。
前年の実付き状況に応じて剪定方法を変え、毎年安定した収穫を目指しましょう。
□みかんの木を手入れする際のポイント
健康なみかんの木を育てるためには、剪定だけでなく、その他の手入れのポイントも押さえておく必要があります。
*強剪定を避ける
強剪定は木に大きなストレスを与えます。
1回の剪定で切り落とす枝や葉は樹全体の1~2割程度に留めましょう。
*新梢の保持
みかんは前年の秋~冬に花芽分化を行い、その年に伸びた1年生枝の先端に花芽をつけます。
春に伸びた新梢を適切に保持することが重要です。
*剪定に目的をもつ
無計画な剪定は逆効果になり得えます。
剪定する際には目的を明確にし、枝の付け根から適切に切るよう心がけましょう。
□まとめ
みかんの木の剪定は、ただ枝を切り落とすだけの単純な作業ではありません。
それぞれの年数に応じた剪定方法を理解し、木の成長を促しながら健康を維持することが重要です。
おいしい実を実らせる木を育てるためにも、正しい手入れを心がけましょう。
植木のケアや剪定についてお悩みの方は、ぜひ当社までお問い合わせください。