2024.2.29
切り株の除去方法とは?木の根の掘り起こし方法もご紹介!
お庭の景観を整えるためには、時には邪魔な切り株や地中の木の根を取り除く必要が生じます。
多くの方にとっては初めての挑戦かもしれませんが、適切な手順と方法を学べば、自分自身で対応可能です。
この記事では、特に初心者の方でも挑戦しやすい切り株の除去と木の根の抜き方について説明します。
□切り株の除去方法とは?
*薬剤を活用して枯らす
切り株を取り除く手段の1つとして、薬剤の使用があります。
電動ドリルを使用して切り株に穴を開け、そこに除草剤や害虫駆除剤を注入します。
この手法の利点は、深く張った根を持つ切り株でも効率よく枯らせることです。
ただし、この作業には1週間以上の時間がかかり、寒い季節ではさらに長くなる可能性があります。
*スコップやつるはしを用いて掘り出す
切り株を取り除く別の手段としては、スコップやつるはしを使って物理的に掘り出す方法があります。
比較的浅い根を持つ切り株に特に効果的です。
しかし、大きめの切り株や深く張った根の場合は、想定以上の体力を要することがあります。
また、時には重機の使用が必要になることも。
自分での作業が困難な場合は、専門の会社への依頼を考慮することを推奨します。
*切り株を腐敗しやすくする
より自然に近い手法として、切り株を腐敗しやすくする方法があります。
黒色などの濃い色のビニールシートやごみ袋を使って切り株を覆い、光合成を妨げて自然に枯らす方法です。
数ヶ月から半年程度かかりますが、切り株は徐々に腐っていき、比較的簡単に取り除けます。
ただし、この方法は時間がかかるため、迅速な結果を望む場合には適していません。
□木の根の掘り起こし方
1:周りを掘って根を顕在化させる
効果的な木の根の掘り起こしには、初めに切り株の周囲を掘り、根を表面化させることが必要です。
この段階で地面を均一に掘り進めることで、根の配置や状態を確認できます。
根を掘り出す際には、幹の直径の約2倍の距離から開始することが一般的です。
2:露出した根を切断する
露出した根は、ツルハシやショベル、場合によってはノコギリを使って切断します。
特に細い根が多い場合、根切り器具を使うと作業がスムーズに進むでしょう。
根を切ることで、切り株を地面から分離し、次のステップに進みやすくなります。
切断時は、根に対して直角に刃をあてることがポイントです。
3:切り株を抜き取る
主要な根を切ったら、切り株全体が動き始めた時点で抜き取ります。
ツルハシの先端やショベルを使用し、テコの原理を駆使して切り株を持ち上げます。
この工程で重要なのは、残った根を完全に取り除くことです。
最終的に掘り出した穴を埋め戻し、地面を平らにすることで作業は完了します。
□まとめ
適切な知識と手順さえあれば、切り株の除去や木の根の掘り起こしは自分自身で可能です。
薬剤を使う方法、スコップやつるはしで直接掘り出す方法や切り株を自然に腐らせる方法など、いくつかのアプローチが存在します。
また、木の根を掘り起こすには、根の露出・切断・抜き取りといった明確なステップがあります。
これらの手法を理解し、ご自宅の庭に合った方法を選ぶことで、安全かつ効率的に作業を進めましょう。